突発性難聴になってから12年が経過し、60歳になりました。
12年目になって感じることを書きます。
聴力の変化
現在の聴こえは発症当時と同じ傾向ですが、老化とともに高音域が少し下がってきたようです。
発症してから、12年も病院に通い続ける人もあまりいないそうで、貴重なデーターかもしれないので、まとめてみました。
3年目に、2kHが大きく下がっているのは、大きな音を聴いて悪化したためです。
4kHzが、最近上昇してますが、これは測定誤差だと思います。
突発性難聴になっていない右耳の方を見ても、年齢とともに下がっていることが判ります。発症したのは48歳、12年目が60歳です。
突発性難聴と加齢性難聴の違い
加齢性難聴はゆっくりと聴力が落ちていくもので、突発性難聴はこれが急に起こるもの、って以前に書いた気がしますが、上記を比較すると、健康な右耳の低下が、突発性難聴の左耳に追いつくのは、だいぶ先に見えます。
やはり突発性難聴は、加齢性難聴と異なるメカニズムで起こるのかもしれません。
12年目の思い
最近、NHKのトリセツショーという番組で難聴をやってました。
このなかで、蝸牛にある有毛細胞が耐えられる時間と音圧(dB)の関係というのがやっていて、大きな音ほど、耐えられる時間が短いそうです。
私の有毛細胞も長年の疲労で、ボロボロなのかもしれません。
未だに音楽は好きなので、無意味に聞き流すのはやめて、本当に聞きたい時に短時間集中で聞こうと思います。
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